主人公

この物語の主人公。
神凪村の旧家鬼頭家で
下男として働く。
捨て子で厳三に拾われ、
それ以来厳三を親として
慕っている。
元気だが少々臆病な性格。
鬼頭月花(きとう げっか)

神凪村の旧家鬼頭家の一人娘で
主人公の幼馴染み。
外見に見合わず
気が強く、主人公を振り回す。
神隠し事件に疑問を感じ
独自に調査を始める。
鬼頭祝人(きとう のりと)

鬼頭家当主。村の政には無関心で
屋敷内の書庫で本を読んでいる事が多い。
主人公に様々な知識や本を与えるが
月花の神隠し事件調査には
妻のあづさ共々反対している。


鬼頭あづさ(きとう あづさ)

鬼頭祝人の妻。
実質上の鬼頭家当主であり
村の政を取り仕切る。
欠点を人に見せる事は無い
玲瓏で気丈な女帝。
厳三(ごんぞう)

鬼頭家の下男であり
主人公の親代わり。
時に優しく時に厳しく、
主人公の行く末を見守っている。
隠し事など何も無いように見えるが…
機尋美芹(はたひろ みせり)

神凪学園の保健医。
生徒達の良き相談相手であり
姉のような存在だが
少し幼いような
変わった所がある。
学園内の事に関して詳しい。
長壁信助(おさかべ しんすけ)

主人公と仲のいい神凪村の駐在。
よく交番で昼寝をしている。
一見明るく素朴な人柄の青年だが
人には言えない被虐的、
露出愛好の性癖を持つ。
燈吉(とうきち)

獣人達が住む貧民層、
アナグラに住む青年。
茨木又作の仕切る
第一炭坑で鉱夫として働いている。
弟の澪の体調をいつも気にかける
寡黙だが心根の優しい人物。
澪(みお)

燈吉と二人アナグラの長屋に住む
獣人の少年。
生まれつき身体が弱く
薬なしでは生きていけない。
性格は温和。
主人公を慕っている。
茨木又作(いばらぎ またさく)

神凪村の第一炭坑を仕切る
茨木家の頭領。
多くの鉱夫を部下に持つ。
強引で好色、嗜虐趣味。
神隠し事件第一の犠牲者、
茨木早苗の兄だが…

勇午(ゆうご)

主人公の幼馴染みの
百姓の少年。
好奇心旺盛で
山に出る妖怪の噂を
確かめようと提案する。
活発でいつも生傷が絶えない。
閻羅和尚(えんらおしょう)

神凪村を取り囲む山中のどこかに
あるという古寺をねぐらにする僧侶。
里には滅多に降りて来る事が無い。
外見は40〜50に見えるが
実際のところは不明。
この他にも登場するキャラクターは
多数存在する。順次紹介していく予定だ。